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職場の窓から、今年初めての入道雲を見ました。あんまりくっきりだったので、手元のデジカメで写真を撮ってしまいました。空と雲は、形や色が定まらず変化していくところ、カメラの枠の中に収まるはずのない雄大さがあってこそ、で……ワタクシ程度の腕で、留めておけるモノではないのですが。
ちょっと今日の雲は特別。
うまくもないし満足もできないかも知れないけど、ちょっとしまっておきたかったから。

入道雲、つまり世界気象機関の定める基本雲形でいうところの『積雲』にあたります。綿菓子みたいにもこもこと上に成長していく、雲底がほぼ水平な真っ白い雲。晴れた夏の午後、青空を背景にぷかぷか浮いている美味しそうなアレです。前述の基本雲形で言うと、9番目にあたるため、英語では『Cloud Nine(9番目の雲)』とも呼ばれます。
そして、『Cloud Nine』のもう一つの意味は、天まで届くようにさえ見えるその形から、『天にも昇る心地』。

……でも、ワタシはあの雲を見ると、『死者のゆくところ』と思います。

たしか、池田さとみさんの『外科医東盛玲の事件簿』で読んだのでしたか。暑い夏の日に、東盛先生の出会った老婦人が……というような話だったような、そうでないような。細かい話の筋も、その正確な言葉さえも思い出せないけれど。夏の日差しと、噎せ返るような蝉の声と、そして真っ白で雄大な『9番目の雲』を見ると、ふうっとその話の輪郭が浮かんでは消えていきます。
ワタシにとって、最後に行くところはあそこなのかなぁとぼんやり思うのです。そうだったら良いかもしれない、と。


奇しくも今日、その雲を見つけたことが、ワタシにだけは意味のあることだったから。
HAppy Birthday for you!

9番目の雲>
9番目の雲
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2010.07.16 Fri l 日常 l COM(0) l top ▲

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